【JCS予選使用構築】鉄血のオーガレック最高1770
「はじめまして」の方ははじめまして、「お久しぶりです」の方はバローラ!です。
hudahudaと申します。
此度私は2019年4月19日14時~2019年4月22日8:59までの期間にポケモン公式様が開催されていた『ポケモンジャパンチャンピョンシップス予選(PJCS)』に参加させていただきました。
【ルール】
・ダブルバトル
・禁止伝説ポケモンを2体まで使用可能
・45戦(1日15戦)
・メガシンカ、Z技、ゲンシカイキ使用可能
【使用構築】
【構築紹介】
構築はKuninoriさん(Twitter@2011Kuninori)の公開されていたQRレンタルパーティの努力値を少し変えて使用しました。
【個別解説】
~禁止伝説枠~
ゲンシカイオーガ
持ち物:藍色の珠
技構成:潮吹き/根源の波動/雷/守る
性格:ひかえめ(特攻↑攻撃↓)
努力値:252-0-148-100-4-0
個体値:31-20-31-31-31-31
雨補正(×1.5)+タイプ一致技補正(×1.5)+特攻種族値180から繰り出される『潮吹き(威力150)』はこのルールにおいて文句なしの最強の技です。この技を2回も通せば勝てるので採用しない理由はありません。
メガレックウザ
持ち物:拘り鉢巻(攻撃力1.5倍)
技構成:画竜点睛/神速/地震/噛み砕く
性格:いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
努力値:4-252-0-0-0-252
個体値:31-31-31-15-31-31
全ポケモン中最高の種族値780を誇る『最強』のポケモンです。『最強』なので採用されました。特性は一見カイオーガとアンチシナジーに見えますが相手のグラードンの特性『おわりのだいち』によって発生する天候『とてもひざしがつよい(水技無効)』を無効化してカイオーガの水タイプの技を通せたり、カイオーガが苦手な草タイプや電気タイプに対して有利です。神速の削り性能は高く、HPの2割減ったカプ・コケコやエルフーンを倒すことができます。また、本来不利なカプ・レヒレやイベルタルも画竜点睛で倒すことが可能です。
~一般ポケモン枠~
ドータクン
(画像無し)
持ち物:防塵ゴーグル
技構成:ジャイロボール/トリックルーム/サイドチェンジ/神秘の守り
性格:なまいき(特防↑素早さ↓)
特性:ふゆう
努力値:252-100-0-0-156-0
個体値:31-31-31-0-31-0
耐性が優秀でゼルネアスやカプ・テテフに強く、トリックルームを展開可能です。サイドチェンジは優先度+2なのでトリックルーム下なら相手のレックウザの神速(優先度+2)から味方のカイオーガを守ることができます。
ガオガエン
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:フレアドライヴ/蜻蛉返り/猫騙し/バークアウト
性格:しんちょう(特防↑特攻↓)
特性:威嚇
努力値:252-0-52-0-148-44
個体値:31-31-31-30-31-31
特性威嚇で猫騙しと蜻蛉返りを両立できる唯一のポケモンです。ルナアーラの攻撃を受けながら猫騙しを使えるポケモンが欲しかったので採用されたものと思われます。
テッカグヤ
(画像無し)
持ち物:マゴの実
技構成:ヘビーボンバー/宿り木の種/ワイドガード/守る
性格:しんちょう
努力値:252-0-4-0-252-0
個体値:31-31-31-31-31-31
強力なタイプと高い種族値を持つポケモンです。弱点が2つのみで、炎タイプには「つよいあめ」が、電気タイプには「らんきりゅう」が弱点を消してくれます。高い種族値でルナアーラの攻撃を耐えて木の実を食べたりすることが可能です。ドータクンと違ってヘビーボンバーでピッピなどを倒すことも可能。
エルフーン
(画像無し)
持ち物:フェアリーZ
技構成:ムーンフォース/追い風/アンコール/守る
性格:臆病
特性:いたずらごころ
努力値:0-0-0-252-4-252
個体値:31-11-31-31-31--31
特性「いたずらごころ」により変化技を優先度+1で繰り出せます。このポケモンはメガレックウザよりギリギリ速いので、フェアリーZでメガレックウザやイベルタルを一撃で倒してカイオーガが動きやすくすることが可能です。
【基本選出】
エルフーン+レックウザ/カイオーガ+ドータクン
このパーティは相手のカプ・コケコに弱いので、初手にレックウザを出してフェアリーZを誘いドータクン(カイオーガ)で受けます。
【立ち回り】
対オーガレック
今大会で一番使用者が多かった構築です。
クロバットやサンダーを使用している『追い風型』、トゲデマルやランドロス、ガオガエンを使用している『盤面操作型』、カプ系を2体採用している『天候フィールド支配型』がほとんどです。
『追い風型』と『盤面操作型」に対しては基本選出で、『支配型』に対してはカイオーガの変わりにテッカグヤを選出します。
基本的に先に数的有利を取るかレックウザを倒した側の勝ちです。
対グラゼルネ
中位層~上位層に多かった構築です。どんな構築もゼルネアスを大事にしてくるのでグラードンを集中放火で落としてしまえば楽です。
レックウザはメガシンカさせると危険です。
基本選出のままで大丈夫です。
対レックゼルネ
大会2週間前から使用者が急に増えた構築です。この構築のレックウザは基本鉢巻なのでフェアリーZで倒すことができます。
初手にレックウザとエルフーンを置いて相手のレックウザを倒しながら相手のガオガエンにカイオーガを合わせれば勝ちです。
ルナゼルネ
今大会で1度しか戦いませんでした。ルナアーラさえ倒せればテッカグヤで詰めれます。ガオガエンでひたすらバークアウトを打つのもいいかもしれません。
基本選出からドータクンを抜いてテッカグヤを入れるといいでしょう。
月蝕グラ
中位層に多かったパーティです。一見トリックルームパーティに見えますがほぼ高速と思って構いません。初手オーガレックから入って「一番ダメージの大きい技」を選べば勝てます。
基本選出からドータクンをガオガエンにチェンジ。
ルナオーガ
これも中位層に多かったパーティです。ルナオーガは禁止伝説以外でドータクンを突破するのが難しいのでカイオーガとレックウザを温存してトリックルームを展開すれば勝てます。
グラレック
一定数存在します。グラードンを落とせば勝ちです。
☆その他☆
イベルタルやミュウツー、日蝕ネクロズマ入りの構築にはあるギミックを通せばほとんど勝てます。
それは『テッカグヤのヘビーボンバーで味方のエルフーンを倒してビーストブースト発動』です。
流れとしては、初手エルフーン+テッカグヤからエルフーンはフェアリーZで倒せるポケモンがいるならZ、いないなら追い風をうって2ターン目にカイオーガを降臨させます。
実際にこれらの構築に対する勝率は100%でした。
【結果】
メインROM
1日目
13勝2敗
2日目
12勝3敗
3日目
7勝8敗
最高1770最終1720↑
サブROM
3日目
10勝3敗
4日目朝
9勝4敗
最高1752最終1660↑
3日目に負けまくったのは僕の実力不足と睡眠不足です。
サブROMは時間切れで終わりました。
【総括】
7世代最後のGS公式オンライン大会ということもあり、気合いを入れようとした結果構築が決まらず自分より強い方のパーティを使うという行為に走ってしまった自分が恥ずかしいです。
構築としては、かなり強いと思います。ただ、他のオーガレックに比べてグラードンが重たいのでドータクンの神秘の守りをスキルスワップに変えたりガオガエンの枠を変更するのもありじゃないかなと思いました。
ここまで読んでくださった皆様、構築元のKuninoriさん、ドータクンの親個体を貸してくださったトシさんありがとうございました。
↑僕は今こんな感じです。予選抜けたカッコいい方々の記事をお待ちしています。
追記:仲間大会以外でGSのオンライン大会誘っていただけると嬉しいです。